Again -もう一度恋して-
「今日は、早いね」
お昼休みになってすぐに食堂に来た琴美が隣に座った。
「どうしたの?
さっきから食べてないじゃん?」
目の前の食べ物を口に入れる気になれずに、ぼんやりとしていると心配そうに訊いてきた。
「うん、ちょっと疲れちゃった」
「社長の事で何かあったんじゃないの?」
「何で……分かったの?」
「望月コーポレーションの社長と一緒に来たお嬢様風な女の人の事が社内で噂になっていて社長の婚約者かもって―――」