Again -もう一度恋して-


「そう、すっごく美味しいんだって」



二人の会話を聞きながら道路に目を向けると見慣れた黒塗りの車が通りすぎて信号を左に曲がって行った。



運転していたのは田島さんだった。



ナンバーは確認出来なかったけど、きっと颯ちゃんはいつものように後部座席に乗っているはず。



どこに行ったんだろう?



「どうしたの、ぼーっとして?」



「え?
何でもないよ」



「時間がないから、もう行こう」



< 284 / 449 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop