Again -もう一度恋して-
総務課に入った後輩君は相変わらずで、お昼休みも琴美の横の席を陣取っては居座っていた。
なかなかいい雰囲気の二人に付き合ってみたらと言ったら後輩君は嬉しそうにしていたけど。
琴美には睨まれた。
「白石さんも、こう言ってますし付き合っちゃいましょうか」
「付き合うわけないでしょ」
琴美の言葉にガクッと肩を落とした後輩君は急に顔を上げて食堂を見回した。
「どうしたの?」
「なんか見られているって言うか敵意を感じます」
「敵意?」
「島崎、何言ってるの?」
「この所、白石さんが食堂に来た後にそう云う視線を感じるんですよ。
心辺りあります?」
「そんなの……あるわけないじゃない」