Again -もう一度恋して-


幾つかある部屋の一室に入った。
私よりも背の高い、颯ちゃんは鋭い目で私を見下ろしている。


怒りの籠った冷たい視線に堪えられず目を反らせた。


「さっきの男は、真奈ちゃんの何?」


「中林さんとは今日、初めて逢って送ってもらっただけだよ」


「初めてにしては仲良さそうに歩いていたよなぁ?」


「でも、本当に今日が初対面なの。友達とそのお兄さんも一緒に食事に行ったけどみんなずっと一緒にいたし心配して送ってくれただけだから」



「いい気なもんだな……俺がどんな想いで――…」



「颯ちゃん?」


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