ちっこいラブやもしれんけど。(12/22完全完結☆)


由良はピョン、と椅子に飛び乗って。


自分の唇を……指さす。




「こんで届かんやろ?ザマーミロ。」



……チビが背伸びしよって!…て、思ったけど。


言わんでおいた。





もう、気持ち駄々漏れやし、いいかなー思て。








「めっちゃ好き、由良、届かないのは嫌や!」






由良は身を屈めて。

私は…背伸びして。





やっと届いた…唇。



「ん…………。」



唇を塞いだまま、由良は椅子から降りて…



深く、深く………


熱を伝える。




1度離れて、

呼吸を整えて…。





それから……



どちらともなく、手を伸ばす。


由良の右手が、私のうなじに。


私の左手が……由良の肩に。





思いを伝えたいのに……足りなくて。

どうやったら伝わるんだろうって探るようにして。




あまーいリップ音が……


響き渡っていた。











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