マイ フレンド
体育祭の練習もちゃんとできない…
「それじゃぁ、輪になって!」
体育祭にやるフォークダンス。
「音楽流すぞー!」
音楽が鳴る。
それにあわせて、踊っていく。
何分たっただろうか…
次の女子の手をつなごうとしたとき、音楽が止まる。
「はい!今日はここまで!」
体育の教師、田沢が言う。
やっと終わった…と、思ったら、次の相手は戸野さんだった。
戸野さんは、こっちを向いて笑った。
「へへへ…」
戸野さんの笑いだ。
複雑だ。
手をつなぎたかったような…終わってよかったような…
また、胸が痛み出す。
多分、オレは知ってる…
この痛みは、きっと恋だ。
オレは、戸野さんに恋をしているのかもしれない。
ただ、認めたくない自分がいる。
「それじゃぁ、輪になって!」
体育祭にやるフォークダンス。
「音楽流すぞー!」
音楽が鳴る。
それにあわせて、踊っていく。
何分たっただろうか…
次の女子の手をつなごうとしたとき、音楽が止まる。
「はい!今日はここまで!」
体育の教師、田沢が言う。
やっと終わった…と、思ったら、次の相手は戸野さんだった。
戸野さんは、こっちを向いて笑った。
「へへへ…」
戸野さんの笑いだ。
複雑だ。
手をつなぎたかったような…終わってよかったような…
また、胸が痛み出す。
多分、オレは知ってる…
この痛みは、きっと恋だ。
オレは、戸野さんに恋をしているのかもしれない。
ただ、認めたくない自分がいる。