天然美少女の裏の顔*
"天然かーっ!"
"可愛いー!"
"あんな子友達だったらいいよねっ!"

絶賛の声。あたりまえじゃん。可愛いもん。

「さあ体育館へ行きますよ。あっ、北条さん、新入生代表スピーチは大丈夫?」
「あっはい!がんばりますっ!」

この偏差値高い学校のトップなんて凄いでしょ?対して勉強してないんだけどね?

"頭いいんだー!"
"ここのトップとか神でしょ"
"凄いねーっ!"


体育館

「えー、それでは新入生代表、北条うらら」
「はいっ!」

「桜の花も散りゆく中今日は私達の入学式に足を運んでくださりありがとうございます。私は高校生活の中で最高の友達に出会い思い出を作り最高の恩師に出会い自分を成長させていきたいと思っています。先輩たちのお世話となりながらも一歩一歩成長していけたらと思います!新入生代表、北条うらら」

パチパチパチッ

暫く拍手が鳴りやまず、私が席につき校長先生が喋り始めたところで拍手が止んだ。
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