アイノカタチ
社長を後ろに乗せ、私も運転席に乗り込む。
「おい、なんで後ろに乗せる。
前でもいいだろ」
「あんた、社長の癖に馬鹿ですか?
一番偉いんだから、運転席の後ろに乗せるは常識の常識。知らないんですか?」
エンジンを掛けながら社長に言い放つ。
「今は仕事じゃない。
別に前でも構わないだろ。
というか、お前、だんだん言葉遣い荒くなってないか?」
社長は、面白く無さそうにぼそっと言う。
「生憎、仕事でなくとも私の見方は社長でしかないので後ろです。
言葉遣いが荒くなってるのは、今は私は気が立っているからですが、何か?」
私は、若干低めの声で言うと、思いっきりバックで車を走らせた。
「うおっ、お前もう少し丁寧に」
「無理です!
今は時間がありません。しゃべってると、舌噛んでしまいますので、お静かに」
ブォン!とアクセルを思いっきり吹かし、キュルルル!と車を走らせた。
「うぉ?」
あら、頭ぶつけた。
でも、ごめんなさいね
今は頭を気にする余裕ないから。







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