少女を拾いました。
「佐藤さんが痴漢にあってるのを
助けてたら遅れただぁ!?」
「「はい」」
「バカかぁ!!そんなデタラメ信じるかぁ!!」
社長の怒号が社内に響く
「デタラメじゃありません!!」
佐藤さんがそれに反対する
「本当、何です…」
キター
佐藤さんの上目遣いキター
佐藤さんは女子から見ても男子から
見ても可愛らしい顔立ちだから
皆から人気だ
もちろん社長にも好かれてる
「・・・・・わかった…
早く仕事に戻れ…次はないぞ」
「「すみません。ありがとうございます。」」
「失礼しました」といい、社長室を出る。
「はぁ…本当、佐藤さんがいてくれて
よかったよ~」
「あら、私も朝比奈さんの役にたてて
よかったです!」
そんな話をしながら会社の
廊下を歩いていると、
「・・・あ・・・」
俺は固まった
「早乙女さん…」
早乙女紗弥加
27歳
俺が昨日告白した人…
そして俺が昨日フラれた人…
向こう側からこちらに向かって
歩いてくる
「ど、どどどうしよ!!佐藤さん!!」
「ええ!?と、取り合えずそこの
コピー室に隠れます!?」
「そうですね!」
俺たちは急いでコピー室に逃げ込んだ
ちなみに佐藤さんは俺が昨日
早乙女さんにフラれたことを知っている