星空列車《短編》
いつもの学校の帰り道

自転車に乗りながら私はお願いするの。
あの日と同じように
お星さまに向かって‥

ずーと一緒にいれますように

って。
毎日見れるだけでいい。
2通だけのメールでいい。
320名のうちの特別な生徒でいたい。

森山先生、
私がもしももっと早く生まれてたら結婚してくれた?
彼女にしてくれた?

もしも生まれ変わったなら

先生の彼女に生まれたいな‥

誰の目も気にしないで良い
罪悪感にかられなくても良い
そんな関係になりたいな



今日も私の願いごとは星空列車で運ばれる

ずっと未来の私たちに


end
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