女神の纏足
しかし言った張本人は上の空
言葉に出していたことすら気づいていない様子
「ユニ様?」
彼の視線がこちらへ移動する
視線が言葉の続きを催促している
「い、いえ、ご気分でも優れないのかと」
「気分が優れぬのはお前だろ?」
私は更に目を見開いた
「ずっと機嫌が悪い」
その言葉に衝撃を受ける
「き、機嫌が悪いのはどちらですか!」
さんざん人を振り回した挙句、それを私のせいだと仰るの?
ありえない!