座敷童の怪
  その後パムはそのわずかな間に起きた出来事の記憶を、雅の脳裏からすっかりと消し去った。




「はっ!?あれ?!パムがいない?って変ね私。今本を読みながら、ついうたた寝でもしていたのかしら?って言うか、今の出来事はただの夢だったのかしら……?」
  と雅は小さく叫ぶと慌ててあたりを見回した。




  だが不思議な事に雅は次第にたった今自分の身に起こった事さえも、ただの錯覚なのだと意識下で認識をしてしまい、その時雅は何事もなかったかのようにその場の雰囲気に違和感なくゆっくりと溶け込んいった……。
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