ケータイ小説を書くにあたって


「すっごい美少女だけど、自分が美少女だと気づいてなくて、無防備すぎるとか、そんな感じ。」


「ふーん。…でも、美少女なのに無自覚ってありえるの?てゆーか、もしそんな子いたらめちゃくちゃ同性に嫌われちゃうよね?」


「別にいいんだよ、それで。同性からなんぼ嫌われようが、いじめられようが、俺様が守ってくれるんだから、それでいいの。むしろ好
都合。」


ごちゃごちゃ細かいこと言うな、とでもいうような顔だ。


「じゃあ、ヒロインはまぁそんな感じでいいとして。

あとはなんかサブキャラでも作っとく?」


これ以上余計なことを言うと、また友人Aが苛立ちそうなので、ヒロインについての話は切り上げることにした。


「サブキャラねぇ…。

ヒロインのいいなずけとか?」


おぉ、いいなずけ!

さすが友人A。

私とは全然発想力が違う。



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