Endless holiday
昼食を終わらせると、今度は少し上級者用のコースに行ってみることにした。


リフトで上まで登ると、さすがにさっきまでのコースとは違い、結構傾斜がキツイ。


「じゃあみんな無理しないようにな」


義之が声をかけ、先頭で滑り降りていく。

すぐに奈々がそれに続いた。


次々にみんなが滑り始め、一騎が最後に残った。


上から見ていると、みんな普通に滑っていて、とても今日始めたばかりの素人には見えない。

それを見ていると、自分も普通に滑れるような気がして、一騎も滑り始めた。

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