侍ヴァンパイア
「レオもロイも、私を探してくれてありがとう…


でもね、、、今回の事で、とってもいいお友達が出来たんだよ!!」



さらりと自己紹介するゆうな、、、ボルンの事はコイツ等も流石にドン引きしていたがーーー



誘拐犯をお友達呼ばわりするとは、、、ある意味大物な女だ…



そして、とりあえず俺等は同時に仰開門を潜ったーーー



心なしか、体に少し違和感を感じる、、、



「しろちゃん…本当に大丈夫!?」



「アタシはアンタみたいに弱ないねん…大丈夫じゃ」



ゆうなの奴、情けねー顔しやがって、、、



「あの…これ、、、お姉さん、上手くいくといいね、、、」



そー言って、さっき露店で買ってきた貝殻を一つチビに手渡した



雄貝と雌貝を別々に持っている時、ケータイ電話みたいに話が出来る機能があるらしいが、、、



「何かあったらいつでも呼んでね!私、すぐに駆けつけるから!!」



もとの世界での、自分の唯一の残った私物をーーーこんなモンにあっさり変えちまうあたりなんか割とコイツはスゲー、



< 226 / 385 >

この作品をシェア

pagetop