侍ヴァンパイア
『そこの侍野郎、お前の大事なモンなんだろ?コレ…』



「……どうする気だぁ?あぁ?」



怒りに満ちたキョウの目がーーー


とても綺麗な深紅色に変わるーーー



『もう、どうだっていい、、、だがな!!

俺の人生で、、、負けって2文字は存在しないんだっっ!!
お前に一泡吹かせるっ!!
だってよ~!!ムカツクからさぁっ!!』


高く高く飛び、、、
変態が私の胸を撫でる

「やっ!止めて…」


『ゆっ!!ゆうな様が~!!あんなお姿で!!とんでもなくハレンチな事になってしまっているではないかっ!!見れない!!我輩にはレベルが…高過ぎる…』



お願いーーーレオ、、、


黙ってて…


今の私、、、粗末なモノ丸出しな訳だし、、、


私の胸を触る手がーーー


首へと移動し、締め付けるーーー



息っ、が!、、、出来ないーーー



「苦…しい…」



『此処まではあのヤローも来れねーだろ』



もぅ…私…ダメかもしんない…

気が、だんだん、、、遠く、、、遠くなってゆく、、、



「ゆうなーーー!!!」



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