ツンデレちゃん!!
「あ、瑠奈ちゃん、ポップコーンいる?」
「いらない」
……赤面するとか、ほんと、ありえないし。
「そっかあ…」
「たっ、食べたいなら買えば‼」
あたしは誤魔化すように、大きめの声でそう言った。
「…んー……いいや。瑠奈ちゃん食べないなら」
「なにそれ」
「楽しみだな、映画」
篠原はさも嬉しそうにそう言いながら中に入ると、真ん中あたりの席に座った。
「…て、ちょっと瑠奈ちゃん、なんで離れてるの」
…ちっ、バレた。
この時間帯はだいぶ空いていたから、多少席の間は開けても問題ないと思ったから、席3つ分空けたんだけど。