誠の華‐此処にいる幸せ‐

剣と志



「南桜~っ」

「はい。お母様」

「屯所にいく?」

「総司いる?」

「いっ、いるんじゃない」

「いく~」

ある日の昼下がり。歳三と誠奏が出かけているので屯所に遊びにいくことにした。

「総司く~ん」

「そうじーッッ」

「あれッッ?どうしたんですか?二人とも。もしかして土方さんから逃げてきたんですかw?」

「違います」

「違うんだw」

「南桜が会いたいって言うので」

「じゃぁ、南桜ちゃん一緒に遊ぼっか?」

「うん」

二人がワイワイ遊び出すと平助と左之がやって来た。

「なにしてんだ?」

「鬼ごっこ」

「俺らもやろうぜ」

「おう」

そこから四人で遊びだした。

< 109 / 149 >

この作品をシェア

pagetop