誠の華‐此処にいる幸せ‐

未来ーーーー

明治大学の授業中....

「江戸の幕末から明治にかけて武士として戦った新撰組。彼らは男所帯ですが一人だけ女中として働いていた少女がいます。彼女の名は.. 音愛。後に土方に嫁ぎ土方 音愛になります。」

「そこに写っているのが彼等です。」


そこにはみんなでとった写真があった。



「不思議な事に彼女の記録は一つもありません。ですが、彼女の存在が新撰組を支えていたのです。」

「なぜそう思うのですか?」

生徒がきいた。

「ほら」

そう言い先生は写真を裏にした。

そこにはこう書いてあった。

『永遠の仲間』


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