誠の華‐此処にいる幸せ‐


「男の子は土方 誠奏(ひじかた まこと)女の子は土方 南桜(ひじかた なお)だ。」


「誠奏と南桜か………」


「「「難しすぎる!!!」」」


「誠奏は誠に奏でる。誠を信じ自分の人生を自分で掴み、夢を叶えて欲しいと言う願いと歴史を忘れず受け継ぐようにという意味で、南桜は南の桜。暑すぎても寒すぎても咲かない花を奇跡によって咲かせるように優しく包んでくれる桜のようになりなさいという意味でつけました。」


「やっぱり難しいや」

平助は頭がパンクしたようだ。


ほら。二人を出会わせてくれた桜が四人を見て笑っている。



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