サンドリヨンは微笑まない
終わった頃にはもう空が暗くて、あたし達も帰ることにした。
「八つ当たりは、全然良いけど」
「うん?」
「なんかあったら話聞くから。網島さんは女子高生なんだからね?」
その言葉は心を満たしてくれた。
ありがとう。
小野寺くんと病院前のバス停でバスを待ったは早めにお見舞いが終わったら学校に戻って作業する予定だったけれど、もう出来ない。
「よかったー、先に伊月に網島の大学生のこと言わなくて」
「なんで?」
だってさー、とスラックスのポケットに手を突っ込みながら続ける。