サンドリヨンは微笑まない
雪にならないかな、と期待して見ていたけれど帰るときも雨のままだった。
傘持ってきてないな。
小野寺の蝙蝠傘に入れてもらうから、と伊月さんが可愛い水玉の折り畳み傘を貸してくれた。
今度、何か奢るね。と約束して、二人と別れる。
マフラーとマスクを着用して、駅の中のコンビニに入った。
今日の夕飯の調達をしようとサラダのコーナーを見てから、雑誌コーナーをざっと見る。
あ、とひとつの雑誌を手に取る。
芦花ちゃん、表紙だ。
そして、もうひとつの雑誌も目に留まる。
この子…。