約束を。


 時計を見るともうすぐ友里に言ったはずの時間。



 (ヤバっ…)


 凛さんに怒られるっ!



 早く行かないと…




 そう思い、走ろうと足を動かした。


 この時、頭からはエレベーターの事は消えていた。


 


 だから、景色は動き、横にはさっきも見た廊下の風景が―あるはずだった。
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