不思議な姫



「はぁっ はぁっ … 」

全力疾走 キツイわ


あれから、急いで校舎に入ったし


千秋と一緒に居たのも ほんの10分程度


廊下に人がいたとしても

あたしとは、特定されないはずよね


こんなどこにでもいそうな顔に髪型


あたしの顔 知ってる人じゃなかったら
わからないだろうし



大丈夫 大丈夫



さてと、息も整ったし教室に戻ろうかな


まだ、一時限目の途中だろうし


そう思って、教室に向かって歩き出した









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