不思議な姫



あの全てを見透かしてそうな目が

どうしても頭から離れない




そんな

彼の目がどうしようもなく苦手だ








「あっ、もうついた」



考え事をしていると

すぐついた気になるのよね






目の前にある

イチョウの木の幹には、


男子生徒が座ってる






それが

千秋じゃないって事だけは 確かだと思う






だって

そこに居る彼は


黒髪だから



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