HIVに捕らわれて
浅くリアルな夢から覚めると僕は、店内を見回しました。


アロハシャツを着た店員の女の子がせわしく働いていました。


彼女達の中にHIVのキャリアは居るのだろうかと思いました。


みんな健康そうに見えました。


そして恐らく、全員が健康なのでしょう。


再び悲しい現実が押し寄せてきました。


逃れようのない真実で現実。

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