HIVに捕らわれて
そして僕の話を最後まで聞くと、アヤは別の場所に行きたいと言いました。


「お客が居るの。


ここに。


さっき入って来て、奥に座ってる」


見ると初老の紳士でした。


僕らは大きなビルをあとにしました。


ある意味綺麗で、またある意味では汚い利権にまみれた大きなビルを。

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