出会いは偶然じゃなくて運命


目が覚め、起きると先輩が漫画を読んでいた。

『あ、起きた?』

「あ、あの!ほんとすみません!また寝ちゃったみたいで!」

『はは。いいよ別に。すっげー眠たそうだったから寝かせてやれば、って俺が言ったんだし。』

「は、はぁ…」

『まぁ…それで2時間は寝過ぎだけどな?』

2時間もっ⁉


「すみません…」

『冗談だよ。なんか食べるか?母さん作ってくれるって言ってた。』

「いや、そんな!いいです!帰りますから!」

『…母さん悲しむだろうな。』

「え?」

『せっかく、綾のために作るってはりきってたのに、帰るとか言われて…』

「いや!それは!」

『あぁー。すっげー泣くんだろうな…』

もー!

「わ、わかりました!食べます!お願いします!」

『最初から遠慮すんな。』

先輩は笑いながら突っついてきた。
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