タイトル、未設定。
know?
タイトル―――それは物語には必要なもの。無ければ、それは存在的に無意味なもの。要らないもの。そして、それはこの物語に「不必要」なもの。それは、邪魔者。邪魔でしかなれないもの。無意味。


さてはて、


私は「それ」を不思議だと思った。
私たちはそれを_____と言った。
そう。それは誰にでもある。私たちの身近にある。
いや、程遠い存在でもある。そして、とても近い存在である。

僕らには分かるものであるだろうか。
いや、僕らは考えてない。何も。
それを―――【無視】【無視】【無視】、【無視】。
気づかないふりをしていた。

しかし、私僕らは気づくだろう。「それ」に。
私は僕と、僕は貴方と、貴方は彼と、彼は彼女と。

僕はそれを経験する。
私はそれを経験しない。
いや、貴方はそれを経験したくない。
彼は気づくことができない。
彼女は経験するのが怖い。
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