愛 ~③巻~
『龍…』

声が震える。

「未來…愛してるよ…」

『龍っ…私も…龍を愛してる…』

私は涙を拭う。

「未來…」

龍は私の頬を撫でる。

『龍…』

私と龍は唇を重ねる。

あぁ…龍…。

好きだよ…大好き…。

愛してる…。

永遠に愛してます。

限り無く広いこの世界で龍と合ったのは運命って信じたいな…。

私は…ヒトリボッチだった…。

そう思ってただけなのかな?

本当は愛されてたんだ…。

私は…幸せなんだね…。

小さな幸せを積み上げて、

大きな幸せに変わるんだ…。
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