【完】ヴァンパイアとチョコレート
隣の彼は寝てばかり
「げー、今日の体育100m走だってー
サボりたい~」

木々野 澪奈(きぎの みおな)

の席にやってきた親友、ナナが眉を寄せる。

「そう?私は走るの好きだけどな~」

「マジでー!私の代わりに走ってよ~」

ミーナはその言葉に軽く笑って席を立ちながら

「如月君ー起きて~次は体育だよ」

ミーナ隣の席で寝息をたてている

如月 来琉(きさらぎ らいる)に声をかけた。
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