。。涙の温度。。


それは距離じゃない。

─‥気持ちの距離

気持ちが離れ過ぎてしまった。



俺にはまだ伝えなきゃいけないことがあるんだ。


まだ言ってねぇよ……


我が儘だけど、俺の気持ちを聞いて欲しいから。


「ごめん真紀。これで…さよならな?」



頭をクシャッと撫でると、俺は急いで心の後を追った。


息が切れるくらいに。
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