。。涙の温度。。


静かに俺の名前を呟いていた。


ドキドキと胸が脈うつのが分かるくらいに、緊張した。



「……おう」


俺も応えるように返事をする。

俺ちゃんと冷静を保ててる?



「なに?」


冷たく言い放ち、俺を睨む。


「見た、よな?」


真紀とのキス………
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