不器用少女と一途な少年


――


……そしてその日、


行動あるのみ!と早速ダメもとで誘ってみた。



(まぁ…ダメならしょうがないな)




少し…彼女は迷ってた。相変わらず笑わずに。

だけど、




「うん…いいよ」




少し戸惑いながらも頷いてくれた。

そう言われた瞬間…
思わず飛び跳ねそうになった。




(ヤバい…死ぬほど嬉しい…///)



「サンキュー!じゃあ明日な!!」




嬉しくて叫びそうなのがバレないよう逃げるように走り去る。




(…ヤバいヤバい…)




「…よっしゃっ!!」





どうしても心の底から浮かび上がってきて、
他の人の目も気にせずに、ガッツポーズをした。

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