【完】あの子の隣にいるのはスキな人……
今度は別のモヤモヤで変な感じ。
考えないって今さっき決めたのに……
ダメだ……
どうしても考えてしまう……
「はぁ…」
あたしは大きなため息をついた。
「才華先輩っ!!」
声が聞こえた方を向いてみると、
美咲君が居た。
「あれ?美咲君?」
「才華先輩もう大丈夫っすか?」
「うん…大丈夫!」
「送ります!」
「え?いいよ?」
「送りたいから!」
またその笑顔。
断れないんだよね……
そんな顔されると……
「才華先輩はいつから好きなんすか?その、」
「あぁ、啓人……?」
「啓人って人の事好きになったのはいつっすか?」
「幼馴染で、ずっと一緒で。でも、好きだって気づいたのは
中学2年生のころかな……」
「僕も好きな人いるんすよ?」
真剣な顔で言う美咲君はいつもとなんか違くて
調子が狂ってしまう……