私と彼女と召喚と

浄化した方がいいですよね?


そして 、3人で 海岸を 見て回ることに なった。


ライト
「 どうですか? 昼には きちんと見てなかったけど ヤバいですよね ……… 。」



ダン
「 これは ……… 水質も最悪だ 。今直ぐ 手を 打たないと 海にいる 魔獣が 直ぐそこ迄 来てるしな 。 悪いんだけど 、ハイドさんに 連絡とってくれないか 。 こっちは シドに 連絡するから 。」


なんだか ……… 深刻 …… 。

二人は 少し 離れた所で それぞれ 連絡を 取っている 。


こんなに 綺麗なのに …………

綺麗だから 守らないと 駄目なんだ 。


その時 、 " ギュー ギュー " と 何かの 鳴き声が 耳に 届く 。


声のした 岩場の方に 足を運ぶと 、 そこに まだ 小さい 海竜の 子供が横たわり ……… 鳴いている 。


" ギュー "

「 大丈夫? 」

近づこうと すると 、こちらに気付き 警戒し 先程より 大きな 声で鳴く。


" " ギュー ギュー " "

「 あっ ……… ごめん 。 もしかして 恐がらせた? ……… どうしょう 。」


困っていると 、鳴き声に 気付いた ダンが 様子を 見に来てくれた。

ダン
「 大丈夫か? ……… 海竜の 子供じゃねーか 。大分 弱ってるな 。 でも そうなると ………親も 近くに 居るな 。」


ダンさんは、 難しい 顔で 考え込んでいる 。

でも …………


「 あの ………… この子の どうしたら 良くなりますか?」


ダン
「 あっ 悪い 。 こいつは 海が 汚れてるから 弱ってるんだ 。 浄化の魔法 かけてやれば 回復 すると 思うんだが ……… 。浄化が 進まないんじゃ 、 どうしょうも 無い 。ちょっと 待っとけ 。」



「 浄化か ……… 。魔方陣なら なんとか 成りそうだよね 。魔法石は ………… たりないかな?」


普段から 貯めていた 魔法石が 20個位 ……



浄化の 魔方陣 ………


こんなに 広いと やっぱり 難しいよね 。


巧く出来ないかも 知れないけど ………


やって みよう !!

砂浜に 魔方陣を 描いて 行く 。

それを 見た ライトが 気付いたようで …… 駆け寄って来る。


ライト
「 ねぇ! もしかして …… 浄化 しようとしてる? 止めた方が いい! 」


腕を 捕まれ 止められる 。


「 うん 。効果無いかも知れないけど ……… やってみるよ 。ううん ………やりたいの! 止めないでね 。 お願い ライト 。」

( 気持ち悪いと 分かっているが 、最後に 上目遣いで お願いしてみた 。効果は 期待出来ないが ……… )


ライト
「 あぁ ~ 。もう !!でも 無理するなよ 。」


あれっ ? もしかして 効果が あったのか?

ギュっと バグされて 離してくれた 。


「 ありがとう。無理はしないよ 。」



そう 伝えると 、魔方陣を 完成させて 真ん中に 座り 魔方石を取り出す。




大きく 深呼吸を して 、魔方陣を 発動させる



少しでも 、海が 浄化されますように …………


あの子が 元気に なりますように …………



思いを込めて …………


そして 、 魔力を 使い過ぎたみたいで ………

そのまま 意識を 無くす 。













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