私と彼女と召喚と

ハイドさん呆れる事あるんです。


~そこ頃~




ライトと ハイドが話していた。


バイト
「 周りに 変なのは 彷徨いてる様子は無いか?」


ライト
「今の所大丈夫ですよ 。聞きました?アルス金板10枚で とものこと 追い出したらしいですよ。」


ハイド
「それは 初耳だよ。本当に 勝手なことをして……辞める事も前々日に ともちゃんが挨拶に来てくれて初めて 知ったよ…… 。

王にも 家で預かる話をしてる最中でそれをレオに知られたのかも知れん 。」


複雑そうな表情をする ハイド……そうだよな。

救世主と一緒に 召喚されたってだけでも 利用しようするやつも いるしな… ハイドさんは、やっぱり 色々 考えてだなぁ…



ライト
「やっぱり ハイドさんもですか?……

おれも フローラも そうなんですよ。もっと、早く 知ってたら……動きようも あったんですけど …」




ハイド
「本当だよ。 で、住むところは 見つかったのかな? 」



ライト
「良いところ 見つけてましたよ。安心して下さい。これからは あまり 関わらせない方がいいですよね。 」



ハイド
「そうだね…… 良かった。 しかし ともちゃんばかりが辛い目に あってるのに …また、色々な事に巻き込まれそうで 可哀想だよ …」





ライト
「またですか?流石に うちの親も心配してます。ハイドさんの事もですよ! 親が 身体壊す前に連絡しなさいって言ってましたよ。」



ハイド
「大丈夫 無理してないさ。今日もエリカ様がともちゃんを 呼んでほしいと泣いてたそうでな 。こちらに被害が無いか 心配で様子を見に来たんだよ。」




ライト
「本当ですか?不思議ですよね。待女のときは近くにも置いてるだけで別の待女指名してましたよね?

それも 性格 最悪なのですよね!」



ハイド
「あの娘 だな……でも 気が合うんだろう。

その待女がいろんな噂を流してるらしいしな。 面倒な事が無いといいが 。 」




ライト
「噂なんて 信じない人もいますよ。 ハイドも そうでしょ?もちろん オレの親も 勿論 フローラのとこもですけどね。 」


ハイド
「それと、調理場の奴らとかだな。それ以外は 王子やエリカ様のご機嫌ばかり伺う貴族や重鎮 待女が 多いしな… 。まぁ 連れ戻されることは無いと思うが ……   最悪の事態を 考えると無いとは言い切れん …… 」



ライト
「えっ、 追い出しの つい最近ですよ。 そんなことに なってるんですか?」



ハイド
「そうなんだよ…一昨日からドーナツ屋が流行ってるって 知ってからだなぁ……

ともちゃんに会いたがるんだよ。

ともちゃんが 屋台やってること城のやつは 誰も 知らないのに……何でだろうな? …」



ライト
「だからハイドさんが 来てくれてるんですね。可笑しいとは 思ってたんですよ。

あと ドーナツは ともの世界のお菓子らしいです。 名前で 気づいたかもですね。 そんなとこだけ 鋭いんですね 。 」


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