サンタ…クロース？

「…はぁ？」

「だから、そのサンタは先代のサンタクロース。今年から俺がサンタになったんだよ」

「だ、誰がそんなこと信じろって言うんだよ！」

素直な、そして正当な返事を送る
しかしこの男といったら…

「信じて貰わなくて結構。まだまだ仕事があるんでな。さっさと欲しいものを言ってくれ」

こうきたもんだ

「あのなぁ…そもそも、サンタが現れるのは、その一年良い子にしてた小さい子供のもとに行くもんだぞ？
なんでこんな、大学2年になる野郎の家にくるんだよ！しかも玄関から堂々と！」