狼はオレ☆
「ただいま・・・」


その声は見知らぬ声がまじった笑い声に消されていった。

もう飯くってるか・・・


「だってぇ~
 娘・・・ほしかったんですもん♪
 張り切っちゃった☆」



「何ソレ?
 俺はいらなかったって訳?」

本当に・・・


「やだ!
 竜也☆そういう訳じゃないのよ♪」


い・・・た。

いた・・・


女が振り返った。
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