青空の下で

話し

「はあ~きっもちいい~!」





私は、浮き輪に捕まって、プカプカ浮きながら久しぶりの海を満喫していた。



「やっぱり海っていいね」




「だよね~」




青もまた、浮き輪に捕まって、海を満喫していた。



「空~!ちょっといいかな~!」



遠くから紗知の声がした。




「何~!?」




私も大声で聞き返した。



「話したいことがあるんだけど!こっち来てくんない!?」


話したいこと?少し不思議に思ったけど、私は紗知に、「わかった!」といって青と別れた。




「話したいことって何?」


わたしは、浮き輪で浮きながら、聞いた。すると突然紗知が、


「あんた、布崎君のこと、好きなんでしょ…?」



紗知が小声で聞いてきた。一瞬何かわかんなかったけど、すぐに気が付いた。




バ、バレてるー!!
< 44 / 107 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop