詩集Ⅰ

#君へ捧げる言葉




たくさんたくさん

愛してくれて

抱きしめてくれ

私が失った感情を思い出させてくれたんだ

君は私の失ったモノを取り戻してくれたこと

哀しくて愛しくて君に逢いたくて

もうそんなことも叶わなくて

もっともっともっと

君に愛を注いで捧げて

いらればよかったと

後悔 未練

もう会えない君が

恋しくて

君の体温感じていたくて

君の愛を感じていたくて

私は今日も此処にいます

もうすぐ君を追い掛けて

もうすぐ君に再会すると

君が知ったら

何と言うのでしょう

死ぬ際君が静かに穏やかに

私に遺した言葉をふと思い出す

"俺の分まで生きること。

俺の分まで幸せになること。

俺の分まで笑うこと。"

もう君は居ないから

そんな約束守らないと

強がって泣いた私へ

怒りたい

君が最期の最期に

叔母さん叔父さんへ遺した言葉を

ちゃんと聞いていて

君はこう言った

"俺の郁をよろしく"と

最期の最期まで

私を愛してくれてたんだ

改めて愛というものを知

君への愛が積み重なってゆく度に

君を追い掛け

泣き叫ぶ

もう君は居ないという現実

君への愛が積み重なってゆく度に

君を愛してよかったと

思うんだ

だから

後何十年

私のことを待っててはくれませんか




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