魔法のキス

「ガキだったからわからなかったけど、だんだんお前の家と俺の家の違いがわかってきて、お前の事は好きになっちゃいけない相手なんだとわかったんだよ」


「雄馬!」


私は雄馬に抱きついた。
雄馬も私を優しく抱きしめてる。


「雄馬のバカ!家の事なんか関係ないじゃない!雄馬が私の事好きなんて夢みたいだよ。嬉しい。すごく嬉しい。私は雄馬に嫌われてると思って諦めた。でも好きなのはずっと変わらないよ。雄馬が幸せになってくれればいいってそんな風にも思ったの」


私は雄馬にギュッと抱きついた。
雄馬は私の両肩を持ち少し身体を離した。


「好きだよ。朋花」


雄馬の顔が少し左に傾いて、キスをされた。


雄馬とのキス。
ずっと夢にみていた……。


雄馬は男なんだ。
今はじめて気づいたこと。
男の子だった雄馬を好きだと思って追いかけてた気持ちとは違うもの。


雄馬の気持ちをはじめて聞いて、眩暈を感じるほどにときめいた。


いま、私はは恋に落ちたのだ。


ーこれが恋。本物の恋する気持ちー





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