魔法のキス

ママがそんな事考えていたなんて。
でも、確かに娘の私が継ぐことが、当たり前と言えば当たり前なのかもしれない。


ひぇ〜!
なんか頭がパニックになってきた。


とにかく朝ごはん食べて、ララカを手伝って、いつものホテル、クレーシュに行かなくてはいけない。


てか、パンくらい自分で焼けるし、ママもいつまで私の事を子供扱いするんだか。


まぁ、私もいつまでもママとかパパとか言ってるし、そろそろやめないとね。


急いでパンをオーブントースターに入れた。


コーヒーはママ、いや母がコーヒーメーカーで煎れておいてくれてる。


もっと私はしっかりしなきゃ。
そう思いながら朝ごはんを食べた。


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