魔法のキス

ララカの駐車場には、丁度9時くらいに着いた。


あっ、もう来てる人がいる。


雄馬!!


雄馬のところまで走り声をかけた。


「雄馬早いね!おはよう」


「おはよう。早く手伝え」


どうしてそんなに私には冷たいのかな。


「おはようございます。もしかして姫さん?」


雄馬の横にいた男性に声をかけられた。


「おはようございます。姫というか夢姫ですが」


「はじめまして。フォローさせてもらってるものです」


「えっと、誰ですか?」


「まこちゃんだよっ」


雄馬が横から言った。


まこちゃん?
この人が?


?????


頭の中が混乱した。
まこちゃんって女の子なのに?


「まこちゃんって女の子だよね?」


「あはははははは」


雄馬も、まこちゃんって人も笑ってる。


「まこちゃんが、女の子に見えるのか?お前には」


「えっ?雄馬といつもラブラブで話してるまこちゃんって男の人だったの?」


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