ダーリンは12歳年下✦遠恋の果てに
「芽衣、ちゃんと使い捨てカイロ貼った?」
「背中とお腹に貼ったよ。靴用のはどこ?ママ?」
大晦日の夜から初詣に出発するから、私と娘の芽衣は防寒対策真っ最中。
体中に使い捨てカイロをペタペタ貼って、その上ポケットにも貼らないカイロを忍ばせる。
「そんなに体中に貼らなくても…(笑)」
私たちを見て苦笑する優斗。
「「だって、寒いもん」」
私と芽衣は声をはもらせる。
「はいはい(笑)」
「優斗は肉じゅばん着てるからいいけど、私、皮下脂肪少ないから寒いもん(笑)」
そういって、私は優斗のお腹をぷにゅとつまんでみる。
「こら~!肉つまむな~~~!!」
「「きゃははははは!」」
そうやって優斗と私と芽衣の3人ではしゃぎあった。
今年初めて優斗とお正月を過ごすことができる。
2年前、優斗が大阪に居たのに、私はまだ離婚してなかったから一緒に過ごすことなんてできなかった。
そして次の年には、お互いどこでどう過ごしてるかなんて知る由もなかった。
出会ってから3年目で初めて一緒に迎えるお正月。
3人で大阪天満宮に行ってお参りに。
「わ…待って優斗。」
あまりの人の多さではぐれそうになる。
「ほら、2人ともこっち。」
そう言って、私と芽衣の手を引いて導いてくれる優斗。
頼もしい優斗の大きな背中を見ながら、ずっとこの後ろを付いて行きたいって思った。
ずっと優斗について行きたいよ。
この先の人生もずっとずっと
あなたについて行きたい。