ダーリンは12歳年下✦遠恋の果てに
拓也の仕打ちは尾を引いた。
私の写真を持ってお店に来た男は一人だけじゃなかった。
忘れた頃に一人
また一人…
結局は五人、同じようにやって来た。
だけど私は、それを逆手に取って訪ねて来た【男】をカモ、つまり常連客にしてそれを踏み台に荒稼ぎした。
『この子とヤレるかも』
と、客に期待をさせギリギリのところまで持っていくけど絶対に寝ない。
そうすると客は次こそはと期待を持ち、またお店に足を運ぶ。
そんな風に疑似恋愛でその気にさせ、私は指名を増やしていった。
本気になって婚姻届けを持って来る男、ペアリングに名前を彫って持って来る男、プレゼントを両手に抱えてくる男。
どれもこれも、私には人間に見えなかった。
ただのお金儲けの道具としか思えなかったのです。
汚い男なんかに絶対に負けない。
そして私は男達を操って大金を落とさせる事に生き甲斐を感じる悪魔のような女になっていった。
汚い男より、もっと汚い女。
そんな私でした。