ダーリンは12歳年下✦遠恋の果てに
呆気なく隆司と別れた冬。

あれからもうほとんどチャットはしなくなっていた。
チャットで出来た仲間とも、ごく限られたわずかな人とだけ、たまにメールしたりするくらい。

毎日が多忙だった。
日曜日だけは休みを取ってたけど、週に3回の同伴は欠かさず、そして深夜に帰宅。

不規則な生活と毎日の飲酒で胃がキリキリと痛む。
いつも胃薬をカバンの中に常備していた。


朝起きて、昼間仕事して、夜に寝る。
人間らしい生活がしたい。

そう思うけどそれどころじゃない。
生活の為、そして娘の為にがむしゃらに働いて稼ぐしかなかった。

それに元夫の残した借金もまだすべて返済できてない。
稼ぎだすお金はそれなりにあっても出費が重なる。

一生懸命働いてるのに借金返済に消えてくし、国保や税金などで持ってかれ、働いても働いてもちっとも余裕ができなかった。

娘をちゃんと高校、大学と進学させてあげたい。
母子家庭だからといって、みじめな生活にはさせたくない。

私は、誰にも何にも甘えない。

その一心だけで強い自分を必死に保ってた。

だけど全て独りで抱えてる分、どこにもやり場のない苦しさで、真夜中の真っ暗な空を見上げ、声を押し殺して泣いた日も幾度かある。


何がしたいんだろう?
わからない…

どこに向かうんだろう?
わからない…

何に出会うんだろう?
わからない…

わからない事だらけで
わからないまま
わかろうとせず

ただ日々が過ぎてゆく
過ぎてゆく……

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