ダーリンは12歳年下✦遠恋の果てに

ギラギラと容赦なく照りつける太陽。
夏が大好きな私でも、さすがにこの暑さには勝てない。

「あっつぅ、絶対今日日焼けするよ。」

アスファルトの照り返しに目を細めながら駅に向かう。
優斗を新大阪に迎えに行くために。

あれから私たちは連絡を取り合うようになり、遂にユニバーサルスタジオジャパンに一緒に行くことになった。

優斗変わってるかな?
やっぱりちょっと大人になってるよね。
ま、それでなくても元々老け顔だけど(笑)

久しぶりの再会を前に私はワクワクと胸を弾ませた。
新大阪に到着するとそのワクワクはドキドキへと変化していく。

何度もこうして優斗の到着を待ってもちっとも慣れないなぁ。
毎回ドキドキして口から心臓飛び出そうだよ。

本当にのど元まで心臓がぐんぐんさかのぼって来てるかと思う程に息が苦しくなる。

「ハアァ…フウゥ…」

私は優斗の到着まで何度も何度も大きな深呼吸をした。

そして、しばらく待って遂に優斗が乗った新幹線が新大阪に到着する。

優斗を見つけた私はまるでずっと探してた宝物をみつけた時みたいに、心にぱぁっと光が差し込んだ。

ずっと心の片隅いた優斗。
その優斗が今こうして目の前にいる。

もう、何も要らない!
優斗さえいれば!

私は心の中でそう叫んでだ。

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