Cold phantom
ホームルームが終わり、続くように入学式を体育館で始めるようだ。
私たちはその教室を出て体育館を目指す。
「あっ。」
その途中、私はふとある事を思い出し、近くにいた湯川君に視線を向けた。
「湯川君…」
「ん?どうした祥子ちゃん。」
「今日校門前で舞ちゃんにお花見するって聞かされたんだけど。」
「おっ、もう聞いてたか、さすが俺の伝言係は優秀だな。」
そう言って、何に感心したのかうんうんと頷く湯川君。
伝言係とは言うまでもなく舞ちゃんの事だろう。
「伝言係じゃなくて単なるパシりじゃないのそれ。」
「パシりとはご挨拶だな、あぁ見えてあいつは俺の優秀な部下なんだぞ?」
「はははっ…」
私はその二人の会話にただ笑って相槌を打っていた。
でも、湯川君の言う事はあながち嘘ではなく、舞ちゃんとは馬がよく合うのか恋人同士ではないが仲はいい。
そして舞ちゃんもそんな湯川君との軽い主従関係を楽しんでいる節もある。
部下と言う表現は意外としっくりきていた。
「後で伝えるつもりだったんだけど、実際はまだ日時も決めてなくてな。」
「ふーみん、それはいい加減過ぎない?」
「だから後で伝えるつもりだったって言っただろ。そうだな…ちょうど良いから喫茶店で話すか。沙冬美も行くみたいだし冷やかしついでに。」
「うん…んっ!?ちょ、何でそうなんの!?」
みーちゃんはそう声を張りたてた。
その対応に笑う湯川君、怒鳴り散らしていたみーちゃんを軽々と交わしながら私達は騒がしく体育館を目指した。
私たちはその教室を出て体育館を目指す。
「あっ。」
その途中、私はふとある事を思い出し、近くにいた湯川君に視線を向けた。
「湯川君…」
「ん?どうした祥子ちゃん。」
「今日校門前で舞ちゃんにお花見するって聞かされたんだけど。」
「おっ、もう聞いてたか、さすが俺の伝言係は優秀だな。」
そう言って、何に感心したのかうんうんと頷く湯川君。
伝言係とは言うまでもなく舞ちゃんの事だろう。
「伝言係じゃなくて単なるパシりじゃないのそれ。」
「パシりとはご挨拶だな、あぁ見えてあいつは俺の優秀な部下なんだぞ?」
「はははっ…」
私はその二人の会話にただ笑って相槌を打っていた。
でも、湯川君の言う事はあながち嘘ではなく、舞ちゃんとは馬がよく合うのか恋人同士ではないが仲はいい。
そして舞ちゃんもそんな湯川君との軽い主従関係を楽しんでいる節もある。
部下と言う表現は意外としっくりきていた。
「後で伝えるつもりだったんだけど、実際はまだ日時も決めてなくてな。」
「ふーみん、それはいい加減過ぎない?」
「だから後で伝えるつもりだったって言っただろ。そうだな…ちょうど良いから喫茶店で話すか。沙冬美も行くみたいだし冷やかしついでに。」
「うん…んっ!?ちょ、何でそうなんの!?」
みーちゃんはそう声を張りたてた。
その対応に笑う湯川君、怒鳴り散らしていたみーちゃんを軽々と交わしながら私達は騒がしく体育館を目指した。