いつも同じ空の下で
「私は・・・・彼を想うって、決めたんです」
真っ直ぐに気持ちを伝える彼に、私も同じ様に真っ直ぐ答えなければと思った
真剣な眼差しの彼を、じっと見つめ返す
「私は彼を想って、ずっと側にいるって決めたんです。だから・・・・」
少しづつ近づいていった、私と星野さんの距離
彼の優しさに頼った事もあった
仮に星野さんと付き合う事になったら
きっと私の事を大事にしてくれる
想ってくれる
でも
私が欲しいのは彼じゃない
何を失っても欲しい人が向こうにいる
一度は諦めた、ヨシキとの未来
だけど、失って初めて気づいた
私は、ヨシキなしではやっぱりダメだった
誰と過ごしていても
想うのは、ヨシキの事だった
辛い未来から逃げて、星野さんの所に逃げるのは、なんだか違う気がした
それこそ、本気でぶつかってきている星野さんに失礼な気がした